鹿島 茂
平成ジャングル探検
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下半身専門「アド街ック」 |
雑誌『現代』に連載された、盛り場訪問記。著者は共立女子大教授でフランス文学者。女子大教授のフランス文学者で東大出身で売れっ子エッセイストというと、神戸女学院の内田樹も有名であるが、鹿島茂も内田に負けず劣らずフットワークが軽い(文体も軽い)。
各章の構成は、基本的に同一で、まず様々な文学作品や雑誌記事などから取り上げる盛り場についての記述を拾い、なにやらもっともらしい理屈で「読み解き」、次に著者が盛り場に繰り出して飲みながら風俗嬢にインタビューを行い、最後は同行のアシスタントをヌキキャバなりヘルスなりに潜入させて結果を報告させるという体裁である。必ず射精の描写で締めくくられているのが、近代フランスの「お下劣」を紹介し続けてきた著者の面目躍如か。
品のない描写に不快感を感じる方にはおすすめできない。
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東京の盛り場の興亡史 |
「盛り場は、いかにして盛り場となり、しかるのちに衰退していくのか」、東京の盛り場の興亡史を、「普通の学者では潜入する勇気の出ない盛り場のディープな風俗にまで分け入った社会研究」の書である。
それにしても、錦糸町がリトル・ブカレストになっているなんて知らなかった!この本を見れば、東京の盛り場を見る目が、確実に変わりそう。


